ジョージアワインの製造・販売

コーカサスセラー

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HISTORY葡萄とワイン発祥の地・ジョージア

葡萄とワイン発祥の地 ジョージア

氷河期の末期、現在の葡萄の原種のヴィティス・ヴィニフェラがカスピ海、コーカサス地方に出現しました。人類が食用に貯蔵していた葡萄が発酵し偶然ワインのようなものが出来たと言われています。 コーカサス山脈の麓、黒海とカスピ海の中間に位置するジョージア。1987年、ワイン史研究家の第一人者、ヒュー・ジョンソン氏がカラミ遺跡の出土品から、ジョージアが8000年前からワインを造っていた「ワイン発祥の地」であると認定し、世界に発表。 ジョージアは葡萄発祥の地とも言われ、世界に現存する3000種類のうち、約6分の1の525種類がジョージア固有種。葡萄栽培に最適の自然環境の下、自然な製法で良質のワインの生産が可能である事の証でもあります。人類よりはるかに長く地球上に存在する葡萄。その葡萄から造られるワインの魅力は世界中の人を魅了して止みません。

ユネスコの無形文化遺産登録「クベブリ製法」

ワインの製法は世界に2通りだけ。1つは広く知られている「ヨーロピアン手法」。もう1つは、ジョージア最大の葡萄生産地「カヘティ地方」に由来する「カヘティアン手法」で、「クベブリ」と呼ばれる素焼きのかめを地中に埋めてワインを醸造するユニークな手法です。 クベブリは特別な粘土で作られ、大きいものは8000リットルもの容量があります。内側を、葡萄の枝を燃やして温め、溶かした蜜蝋を塗って防水コーティングします。ここに収穫された葡萄をざっくりつぶし、果実、果皮、果梗*、種もすべて入れて、3週間程**かき混ぜながら一時醗酵を待ちます。その後、ふたをして地面に埋めます。待つこと、6ヶ月、葡萄のすべてが凝縮されたワインが完成します。

*余計な渋みを抑えるために最近は果梗を使用しない醸造家が増えています。 **このスキンコンタクトの過程・期間は作り手により異なります。

伝統的な製法と 優れた性質

クベブリ製法には幾つかの優れた性質があります。クベブリと自然栽培された葡萄の抗酸化力が極めて強いために、ワインの醸造に使用する酸化防止剤をほとんど必要としません。また、清潔かつ温度が一定の地中で、醗酵がゆっくり進むために、葡萄の持つ有効成分が余すところなく抽出された、最高にヘルシーなワインが出来るのです。 2013年12月、この伝統的な手法によるワイン醸造の文化がユネスコの無形文化遺産に登録されました。クリーンで環境に優しいユニークな伝統手法で作られるクベブリワイン。世界中のワイン愛好家から熱い視線を集めています。ショッピングサイトでご案内中のクベブリワインにはカメのマークがついています。

最高の葡萄だから出来る最高のワイン雄大なコーカサス山脈の恩恵

 

ジョージアの北側には数百キロに渡り、コーカサス山脈が広がります。このコーカサス山脈がロシアからの冷気をさえぎり、地中の深くには雪解け水がミネラルを運び、自然の恵みをふんだんに畑に与えてくれるのです。 ジョージアは世界でも珍しく、政府機関としてのワイン庁を設置し世界に冠たるワイン産業を国を挙げて応援しています。品質の向上と模造品を防止するために全国で20の「マイクロゾーン(原産地呼称指定地域)」を設けて、栽培できる葡萄品種や1ヘクタールあたりの年間の最大収穫量、生産できるワインの銘柄などを細かく管理しています。コーカサスセラーのワインはすべてこのマイクロゾーンで栽培された葡萄のみを使って醸造しています。 ジョージアには、東部のカヘティ、南東部のカルトリ、中央部のイメレティ、北西部のラチャ・レチフミ、黒海沿岸のグリアとサメグレロ、アブハシアとアチャラの6大産地でブドウとワインが造られています。中でも最大のワイン生産地は東部のカヘティで、全体のほぼ7割の葡萄を生産し、ジョージア産として市場に出回るワインの8割以上が生産されています。

今日のジョージア

ジョージアは、1991年のソ連崩壊で独立した15の国々のうちの一つです。2015年4月に日本政府がそれまでの「グルジア」から「ジョージア」へと呼称変更しました。 独立後の2008年、ロシアとの国境に位置するジョージア領南オセチアを巡り、軍事衝突が発生。それ以来、両国の外交関係は断絶し、ロシア政府はジョージアワインの輸入を禁止。政府間の紛争のあおりでジョージアのワイン産業は最大のワイン市場を失い、大きな打撃を受けました。 2013年にようやく禁輸が解かれ、ロシアへの輸入が再開。ユネスコの無形文化遺産登録も追い風となり、ジョージアのワインの高騰が始まり、全国的に品薄になりました。以前はロシア人の好みに合わせた甘口のワインが多く生産されていましたが、最近では国際市場に向けて研究を重ね、非常に高品質なワインが造られるようになりました。

2012年1月にはワイン庁が設置され、官民一体となり世界中にジョージアワインを広めていこうと懸命に努力をしています。世界中のワインフェアにも常連として参加し、確実にファンを増やしています。 ジョージアの人々は素朴で温かく、治安の良い安全な国です。ジョージアを訪れる外国人観光客は年々増加しています。美味しいワインと雄大な自然が織り成す絶景。歴史的な建造物を愛でながら充実した休暇を過ごせる特別な場所です。