葡萄とワイン発祥の地ジョージア

原点にして頂点

ジョージアは葡萄の起源地という世界で「ナンバーワン」の存在です。

8000年前からワインが醸造され、当時の手法が現在もそのまま伝承されています。

特別な粘土で作るクベブリと呼ばれる素焼きのかめを地中に埋め、葡萄を丸ごと使うクベブリ製法とその文化はユネスコの無形文化遺産にも登録されており、世界でも「オンリーワン」です。

クベブリ製法

クベブリ製法では抗酸化力の強い自然栽培の葡萄に含まれるタンニンの力で、酸化防止剤をほとんど必要としません。

定温醗酵がゆっくり進む地中では葡萄の有効成分が余すところなく抽出され、「不老不死の霊薬」に例えられるほど健康効果が期待されるワインが生まれます。

コーカサス山脈の恩恵

雄大なコーカサス山脈の南に位置するジョージア。

豊かな太陽光が降り注ぎ、黒海とカスピ海からの海風がミネラルを運び、地中深くから何万年もの歳月を経た雪解け水が大地を潤す奇跡の自然環境は葡萄栽培に最適です。

葡萄の6大生産地

東部のカヘティは最大の生産地で、ワインの8割以上が生産されています。

さらに、南東部のカルトリ、中央部のイメレティ、北西部のラチャ・レチフミ、黒海沿岸のグリアとサメグレロ、アブハシアとアチャラでもそれぞれの土地や気候に適した葡萄栽培により特長的なワインが生産されています。

歴史と文化の魅力

1991年にソ連から独立したジョージアは、ヨーロッパ、アジア、中東の中継点に位置する文明の十字路です。

観光地としても魅力的で美味しいワインや雄大な自然を楽しみながら、歴史的な建造物が残る景勝地を巡ることができます。

信心深いキリスト教信者が多く治安が良いので安心して旅を楽しむことができます。